近づいてくるだなんて知らないわ。

余ったように感じる血液を絞りだして憤慨


僕が死んで預かり生まれた日が近づいてくるという
妙な首の後ろの違和感。


この日に失い、そして、書き加えられた記憶を
引き摺り出してはひた隠しにして
目玉を青く染めるために空の元へ走る


手の甲に出来た傷が連れ戻すセカイ
馬鹿みたいに走り抜けて死んだあいつの為に
僕はイキルタメニイキル。


代わりに括られ締まった紐から抜け出して
その日にまた立ち上がろう
足元が針の筵だとて如何だって好い。


アカグロイカタマリヨロコンデナガメヨウジャナイカ